2011年11月11日金曜日

フィンランドのスタディカウンセラー

今日話したのは、卒業後について。
まず、うちの高校の状況を説明すると、
うちの高校は、クオピオでは一番人気のある高校らしく、生徒もよく集まってくるらしいです。
来月に新入生向けの準備があり、それを手伝う予定なので、入学については後ほど書きます。
そこそこ勉強へのモチベーションが高い生徒が集まっていると言えるでしょう。

高校ではHRがないため、進路指導は基本的にはスタディカウンセラーの仕事です。
1学年160人位いますが、スタディカウンセラーは2人です。
そして2年の終わりにガイダンスを受けて、3年で進路について相談するのが一般的な流れだそうです。

そして、その際に使う資料のウェブサイトを見せてもらいました。
日本と同じように生徒の興味のあることや自分の出来ることをアンケート形式で答えていって、
それに応じて適した職業や学問が表れるサイトや、
大学、専門学校が一覧できるサイトなどを詳しく教えてもらいました。

そんな生徒たちの卒業後は、概算で
50%がフィンランドに20校あるすべて国立の大学(Yliopistot)へ、
40%が28校ある技術専門学校(ポリテクニック)(Ammattikorkeakoulutへ、
残りがオープンユニバーシティや、海外の大学、就職などと言った感じのようです。
意外にもストレートで色々なところに進む生徒が多いようです。

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