2014年1月5日日曜日

安藤美冬さん紹介の「嫌われる勇気」を読んで。

安藤美冬さんがTwitterで紹介されていたので、購入して見た本の紹介です。

「嫌われる勇気―――自己啓発の源流 アドラーの教え」岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)

フロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされるアルフレッド・アドラー。

その心理学を分かりやすく説明したのがこの本です。

その中から、1つのメッセージと、1つの教育の中で興味深い考え方をご紹介します。


1つ目は、自分の望む自由な生き方について。

本当に自由な生き方をしたいのであれば、

誰からも認めらるれように(嫌われないように)生きるのではなく、

誰かに嫌われることを怖れずに自分の方針で生きなければいけないということ。

自らの生について、自分でできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」



そして、その過程で書かれていた教育についての考え方。

賞罰教育とは、適切な行動をとったら、褒めてもらえる。不適切な行動をとったら、罰せられるという、相手を評価するものです。

アドラーはこうした賞罰による教育を厳しく批判しました。

賞罰教育の先に生まれるのは、
「褒めてくれる人がいなければ、適切な行動をしない」
「罰する人がいなければ、不適切な行動もとる」という、誤ったライフスタイルです。

褒めるという行為の目的は「自分よりも能力の劣る相手を操作すること」だからです。

評価のその代わりに、「ありがとう」と感謝の言葉を伝えることです。

人は感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたことを知ります。
「私は他者に貢献できている」と思えること。
そこで初めて、われわれは自らの価値を実感することが出来るのです。
この自らに価値があると思えた時にだけ、人は勇気をもち前に進んでいけます。



という、褒め上手の人に対して、若干の疑問を投げかけるものでした。

ゲームのように、何かしたらすぐに成果が見えるということばかりが世の中にあるから、

教育も褒めることが特別に重視されているのかもしれませんね。

でも、それにも方法があるようです。


2014年1月2日木曜日

世の中の出来っこないという空気を変えていく〜堀江貴文著「ゼロ」より〜

正月休みの中で、色々な本を読んだ。

ちなみに最近、本を読むのに楽天のkoboのアプリを使っている。

メールで20%オフのクーポンが届いたり、半額の本が多いからだ。

20%オフのクーポンが突然10枚届いたりする。

楽天の戦略に乗っているなぁと思いつつ、使う!


一番印象に残ったのは、堀江貴文著「ゼロ」だ。

あのホリエモンの本である。

Twitterで堀江さんの発言には気付かされるものが多く、

どんな人なのかより知りたくて、今回の本を手にとって見た。

本当にいい本だった。

私が生徒たちに伝えていることにしっかりと一致している。

この本を通して語られるのは、自らの前に広がる可能性だと思う。

生徒たちに読んでほしい。


堀江さんから受け取ったメッセージは、

「人はメシを食うために働くのではない、働くことは生きること。
 僕らは、自らの生を充実させるために働くのだ。」

「自信は経験から生まれる。自らが小さな勇気を振り絞り一歩前に踏み出すこと。
 この歩数が経験となる。」

「好きという感情の前には、没頭がある。仕事や勉強に没頭するためには、
 自分で今日やることのをルールとして決めて、このことだけ考える。」

「でっきこないの蓋を外せば、やりたいことは溢れてくる。
 出来る理由から考えること。」
 

そして、私のやりたい事「イキイキした人を社会に増やす」というミッションに近いと思ったのが、

「世の中の出きっこないという空気を変えていくことがリーダーの役割である。」

ということだ。


大人も子供の出きっこないから話す人、自分に蓋をしている人が多い。

私だってたまにそうなる。

そこに反省しつつも、もっともっとこの心にみんなに気づいてほしいと思ってる。