2013年7月16日火曜日

iPadを学校現場で使うことへの可能性

1ヶ月間、iPadを10台学校で借りて、授業、課外活動で使用した。

数ヶ月間、色々な人の助けを借りて働きかけてきた結果である。



私が使い方の企画書に書いたのは、以下の4つである。

①修学旅行の保護者向け説明会でのプレゼンテーション

②修学旅行中の記録

③授業での活用

④部活動での活用



iPadについては、すでに数多くの学校で活用事例が上がっている。

これからの教育に無くてはならないものだと個人的には確信している。

だからこそ、この試用期間はとても貴重だった。



まず①プレゼンテーションについて、

生徒たちにはkeynoteを使って、プレゼンテーションをする課題を出した。

インターネットから情報を調べ、画像を参照し、それを発表にまとめる。

今までiPadを使ったことのない生徒には、

クラスに数人いる家で使ったことのある生徒が教えてあげていた。

少し教わると、初めての生徒も自身を持って使えるようになった。

調べることから、発表することへが凄くスムーズに流れた気がした。


②修学旅行中は、生徒が写真と画像をとった。

北海道での第1次産業体験。その様子を写真や動画で記録し、imovieで編集した。

これは修学旅行の振り返り、そして保護者への報告の素晴らしい映像となった。

imovieの使い方も少しレクチャーをすると、あとは勝手に使いこなしていた。

こんなすごいものが自分で作れるんだと、自信がついたに違いない。


③授業での活用は、班での調べ学習に活用した。

4人組で一つのiPadの画面を覗き込みながら、コミュニケーションをとる様子から、

個人活動だけではなく、コミュニケーションが苦手な生徒を

助けるツールとなることも感じた。

本は大切な調べ学習のツールであるが、

iPadも本と同じ、一つのツールであると確信出来た。


④部活動での活用は、動画をスローで再生して、手書きできる

coach's eyeというアプリを活用した。

一番驚いたのは、私が全く予期しなかった年配の先生が

これにハマって活用してくださったことだった。

ゴルフのフォームチェックで今まで伝えれなかったことを伝えられたようだ。


世の中には、色々な考えの人がいる。

今までそれが無くでも出来ていたのだから、使う必要がないという人もいる。

私は、便利な道具はどんどんと使えばいいと思う。

便利な道具を使って、今までのことが簡単に、より深く出来るのならば、

それを使わない手はない。

もちろん、リスクを考えて、使うことに二の足を踏むことも理解できる。

でも、私たちは常に勉強、成長して行かなければならない。

この道具を使うことで、新しい可能性が開けるのならば、やってみるべきである。



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